香港・九龍・油痲地「得如酒楼」伝統飲茶レストラン

香港グルメで連想されるのは、何と言っても飲茶である事は紛れもないところでしょう。しかし、このコーナーで過去に飲茶で紹介したのは1件のみでした。これば本当に香港B級グルメ情報なのかと言うような内容でありました。筆者が屋台が好きなもので、筆者の好みがモロに出して紹介してきたためです。誠に申し訳ありません。そこで今回は1件老舗の飲茶処をご紹介いたします。
飲茶とは読んで字のごとくメインはお茶を飲む事。お茶を飲む時に何かアクセントを付けるためにちょっとお茶請けで料理を摘むのが本来の意味です。だから飲茶の時に食す料理の事を点心(點心=心に点を刻む)と言う訳です。しかしながら香港の現状はそんなお淑やかなモノではなく。華々しくも豪快な飽くなき食への欲望渦巻く独特の食文化を形成しております。
飲茶は點心の注文の仕方で何種類かに分類され、
①客が蒸籠の中から好きな點心を自分で取って来るタイプ。
②店の中をワゴンが往来し、客はワゴンからすきな點心を取るタイプ。
③注文シートに欲しい點心をマークしたら店員に渡しやって来るのを待つタイプ。
③は高級店となり、②は飲茶と言うとこれ! という有名なワゴン方式ですが、実際はこの方式を採用する店は少なくなってきています。①はド・ローカルの店が多く、お財布に優しい設定となっています。筆者は当然①の方式の店ばかり利用しますが、たまに②の店も立ち寄る事があります。③の格式のお店はおごり以外は決して行きません。
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店の名前は「得如酒楼」と言います。とにかく古い店で伝統的である事には間違いありません。いつも通ってるカンフーの武館から緑のミニバスで1本の所にあります。
場所は九龍・油麻地上海街378號 とあり、地下鉄「油痲地」駅からもすぐの所にあります。
ワゴンタイプの伝統飲茶
ワゴンタイプの老舗レストランですが、店が古いのに比例して客も古くなって見事に近所の老人の溜まり場となっています。外人観光客や遠くからわざわざ来る客もいますが、比率で言うと8:2ぐらいでしょうか。
筆者は店にはいるとお茶の種類を聞いてくるので即座に普洱茶!」と店員に叫びます。すると茶器とポットが二つ、そして洗面器のようなものがやって来ます。ここから独特の儀式が待っています。
これは洗杯の為のもの。早速洗杯します。洗杯とは食べる前に食器をお茶で洗うという儀式のようなもので1煎目のお茶はほとんど洗杯に使います。そこで二つ目のポットには熱湯が入っており、一つ目のポットのお茶がほとんどなくなったら二つ目の熱湯を入れます。そうでなくても香港人は1煎目のお茶は汚れているという事で捨てています。
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古来より點心は一盅兩件と言って1人前はお茶と點心二つが適量と言われてますが、4つほど取ってしまいます。
この時はおばさんの熱心な売り込みから焼売鮮竹巻(筍の湯葉巻き蒸し)をゲット。
鳳爪、排骨の蒸しご飯
色んな點心がありますが、筆者は盅蒸飯というステンレスボールに入ったおかずのせ蒸しご飯が大好きです。今回は鳳爪=紅葉(ニワトリの手)と排骨(豚バラ)のせ蒸しご飯です。地元の老人達もワゴンが回ってきたら取り合って食べています。朝は大人気の一品ですよ。
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