嗚呼、勘違い!

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大阪守口本部では2016年新規加入者の募集は打ち切りました。ただ今2017年新規加入者を募集しております。

練習生の中には、指導者の指導法にケチを付ける方が少なからずいます。つまり教え方が悪いから習得出来ないと言うロジックです。一見もっともらしいご意見の様に思えますが、しかしその練習生は大いなる勘違いをしています。その練習生の言うロジックが成り立つには練習生が素晴らしい教え方さえしてもらえたら、即座に習得出来なければなりません。現実にはそんな教え方も、そんな指導者も、そんな練習生も居ないのです。それは練習生の抱きやすい幻想でしかなく、現実逃避でしかありません。

現実、管理人の経験では基礎的な拳技でも、教えて即座に出来た練習生はほぼいません。多くの練習生は細かい拳理を説明し、模範をやって見せても出来ない者ばかりです。更に実際にやってもらっておかしい所を指摘し、修正を促しても、75%の練習生は即座には体現出来ません。そればかりか、目が点になる練習生が30%はいます。目が点になるとは、理解の範疇を遙かに超して何をしていいか分からなくなる状態と言っていいでしょうか? まぁ、そんな感じでしょう。即座にある程度は体現出来る25%の優秀な練習生にしても再現性に乏しいとか、指導者が付いてないと途端に出来なくなる等グレーゾーンの練習生です。指導者から授かって即座に自由自在に使いこなせる人は限りなくゼロに近い確率となります。これが現実です。

では目が点になる練習生が指導者から授かった拳技を体現出来る様になるにはどうすれば良いのでしょうか? 目が点になる原因は自分が何をしているか理解していない事で起こります。自分がやってる事が理解出来ていないので、指導者からの指導を受けてもその通り修正出来ないのです。指導を受けて修正するには修正する前の状態を客観的に分析出来、指導者の指摘を修正していくプロセスが必要です。その基礎となる客観的な分析が困難な練習生は永遠に修正出来ないという事になってしまいます。それが目が点になると言う状態なのです。

この状態から練習生が授かった拳技を習得するには弛まぬ努力と根気が必要です。まずは自分が何をしているのかを知る所から全ては始まります。客観的に自分のしている事が理解出来たら、そこで始めて指導者の指導が受け入れる事が出来る状態となるのです。理解は出来るけれども体現は出来ない練習生へと昇格します。約45%の練習生です。
つまり
目が点になる約30%理解は出来るが体現は出来ない約45%即座にある程度は体現出来る約25%自由自在に使いこなせる約0% 数値は授けた直後の数値です。

以上の段階を昇格して授けた拳技は完成していく訳ですが、時間的には短時間で習得出来るものでは決してありません。この様なプロセスを経ずしていきなり自由自在に使いこなせると考える練習生の幻想は、荒唐無稽と言わざるを得ません。最終的に身に付けるのは練習生自身であって、指導者ではありません。その意味では、良い指導さえあれば習得出来ると言う様な受動的な態度で習得出来るとは管理人には考えられなせん。

管理人は2007年に新規加入した練習生に教える気あるんですか?と質問された事を思い出します。彼は自分が拳技を習得出来ないのは指導者が教えてくれないからと完全に思い込み前述の質問をしてきたのです。当時、香港の師から何年掛かりで身に付けなければならない大きな課題を提示され、その課題を解消する為、日夜努力していた管理人は、その練習生を即座に除籍致しました。今の京都支部の教練と「教えてすぐに出来るんやったら、世話無いわ」と言葉を吐き捨てたのを思い出します。結局、中國武術のマニアでであった練習生は深遠な中國武術をリスペクトしているのではなく、ネタさえバラせば、すぐ出来る簡単で薄っぺらい拳技と考えていたのでしょう。指導者が出し惜しみしているので身に付かないと考える不心得者でした。これは管理人は中國武術マニアが一番中國武術の事をバカにしていると言う事に確信が持てた事案でした。それ以降、当學院ではそれに類する方の新規加入はお断りしております。

話が脱線しましたが、荒唐無稽な幻想に惑わされ、責任転嫁の挙げ句、冒頭のご意見となるのが真相の様です。掲示板に質問すると「自分で考えろ!」などと責任転嫁する先生はブラック団体と規定されていますが、自分で考えられない練習生がどうして結果を得る事が出来るでしょうか。他人任せで向上しようと言うのは虫が良すぎると言うものです。結果は自分で掴み取るものです。指導者は主体ではなくヒントを与えているに過ぎません。指導者によってヒントに差があるのは当然ですが、指導者が最後まで連れて行ってくれる訳ではないのです。

管理人から言えば、目が点になる練習生の方が、遙かに教えるのが困難で、理解してもらうのに苦労致します。説明も細かく、ダメ出しの多く大変です。その上、途中で来なくなったら、教えてきたこれまでの苦労が全て水の泡になってしまった感があって、虚脱感と喪失感が半端ないっす。やりきれない思いで一杯になります。ま、それが教えるスキルを向上させてるのも事実ですが…。この文章は管理人から詠春拳を教授する以上、避けて通れない一部の人達へのささやかなクリスマス・プレゼントです。


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