木人樁の材質

木人樁の本体は様々な材質の丸太が用いられます。木人樁の本体は人間の体幹を模して作られています。その為、基本的に一定以上の重さと硬さ、歪みや変形が少ない木でなければなりません。木人樁に適した木材は非常に多くはありません。今回は木人樁に適した木の材質を今回は紹介して参ります。

昆甸木 昆甸木は伝統的な中国の木造船では、竜骨と呼ばれる船底の中央を縦通する大きな部材で船の背骨とも呼ばれる部分に使用される特別な木材で、硬く反発力に富んでいます。また、昆甸木は日本には自生しない木です。中国でも海南島など南方の一部の地方でしか産出されない特別な材料です。木人樁の材質としては硬く・重く・歪みにくい最高級の材質になります。

菠羅格木 木の材質は家具でもお馴染みの菠羅格木(パイン材)です。重く・硬く・歪みにくいマツ科の木である菠羅格木(パイン材)の材質は最高品質の昆甸木の次に高級と評価されております。木人.COMでは将来販売も視野に入れております。

花梨木 日本ではローズウッドと呼ばれマメ科の木です。黒っぽい縞模様があり茶色がかったものが一般的ですが、多くの異なった色合いのものも認められます。ローズウッドはすべて丈夫で重く、家具や楽器、ゴルフクラブ等で使用される事で有名です。ヨーロッパで高く評価されるアフリカ、東南アジア原産の木です。本物のローズウッドは、現在は供給不足のため比較的少なく貴重な木材となっています。もちろん木人本体の材質としても高級とされています。

檀木 檀木(紫檀)は日本でもお馴染みの高級木材です。重く・硬く・歪みにくい材質は高級家具でもお馴染みです。菠羅格木(パイン材)と同等の評価を受けております。古くから工芸材料として利用され、また、正倉院宝物の唐細工でも多く見られます。家具、仏壇、仏具、床柱、床框、装飾、楽器、ブラシの柄などに使われ、熱帯産の堅く重い樹種で、三大唐木のひとつです。

樟木 樟木は日本で言うところの楠です。ドイツ語ではカンプファーバウムと申します。木の材質はミドルクラスです。菠羅格木に比べると軽く・軟質で若干歪みが出ることもあります。古来から船の材料として重宝され、古代の西日本では丸木舟の材料として、また、大阪湾沿岸からは、クスノキの大木を数本分連結し、舷側板を取り付けた古墳時代の舟が何艘も出土しています。現在、木人.COMで採用している木人樁の材質です。

榄木 日本で言うところのオリーブの木です。樟木よりは少し重量があります。材質は余り硬くありませんが使い勝手は上々です。木人.COMで採用している木人樁の材質です。

木人樁に使われる木は全て南方で自生している木です。以上の材質以外の木人樁は広東省の武館では使用していないようです。しかし、日本に現在輸入されている木人樁の材質は困った事にそれ以外の楡の木、トガサワラ(栂椹)、メルバウ(別名:太平洋鉄木)、果てはPVC(ポリ塩化ビニール)製の木人樁もあります。この場合正確に言うと木人ではなくビニール人となるはずですか…。この様な粗悪な材質の木人樁が日本で流通していることは誠に残念でなりません。高価な買い物である為、後悔する買い物にならない為にも購入の際はくれぐれもご注意下さい。
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