衝撃デビューの電撃引退!

今年の3月に衝撃デビューを果たしたスーパーエース(自称)との異名を取った新人さんですが、あろう事か電撃引退という結果となりましたのでご報告致します。
スーパーエース(自称)は4月29日以来練習への参加がなく、会員資格停止の2ヶ月が間近に迫っておりますので、しかも音信不通の状態となっておりますため、断腸の思いではありますが電撃引退と判断させていただくこととなりました。
入門希望者の中には往々にして中國武術を「簡単に出来るもの」と考えて上から目線で参加される方が少なからずおられます。
まあ、なめられている訳ですね。
しかし、中國武術は新人さんが簡単に習得出来る程、そんなに優しいものではありません。殊に南派少林拳は独特の基本功があって習得には困難があります。
オレ様なら入門すれば簡単にクリア出来る、こんな考えで入門する方にとって南派少林拳は意地悪であると言えます。その道はその道で過酷な訓練というものは必ずあります。
また、南派少林拳の習得には、自分を冷静に客観視出来るクレバーな洞察力と集中力が必要です。そこんとこをはき違えると困難を解決する手段として、根性で克服すると言った無意味な精神論に堕ちてしまいます。気を付けなければなりませんね。
スポンサーサイト

工字伏虎拳

陳觀泰師傳による工字伏虎拳の表演です。
「洪家三宝」と呼ばれる洪拳の代表的な套路です。

劉家輝師伯の虎鶴雙形拳の表演

劉家輝師伯による虎鶴雙形拳の表演です。映画のワンシーンですね。
姿がお若いので昔の映像です。



香港・西九龍・深水埗「小菜王」香港屋台料理

練習終わりで一杯飲みに行く場合、かしこまったレストランよりも大衆的な屋台料理に行く事が多いですね。深水埗には屋台の雰囲気を残した料理屋、お店の形式で言うと大牌檔が何軒かあります。海鮮料理はさすがに高いですがそうでなければ安く食事を楽しめます。
店の名を「小菜王 大牌檔食房」と言って、店の名物料理も広東式五目炒めその名も「小菜王」です。
深水埗 小菜王
場所は深水埗福榮街43號とあり、福榮街と石硤尾街の交差点にあります。
店の全貌
このスタイルの店は一応店舗になっていますが店はドアすらないがらん堂でそこにテーブルと椅子を置いているだけの簡素な作り、屋根のある屋台と言ったところです。料理は別のブースで作っていて注文すると他の所からやって来ます。流行っている店は近所の店舗が開くとたちどころに増殖してあっという間に周囲が屋台街になってしまいます。夜のみの営業の店が多く夜遅くまで開いています。深夜2時頃まではやってますので12時頃からでも充分楽しめます。ビールは店に常在していますがブランデー、ワインなどその他の酒はコンビニや近くの酒屋で購入して持ち込みOKです。もちろんチップは必要ありません。
料理の数々
この時は奮発して卵黄まぶし焼きエビ、黄金蝦(時価)と揚げ豆腐ニンニク炒りつけ、避風塘豆腐、青菜炒めを注文致しました。飲み物は青島ビール以外の中国ビール、今夜は燕京ビール大瓶1本15元です。黄金蝦は名物料理となっているだけあって絶品です。料理は海鮮以外はMAX60元程でした。お客は地元民ばかりなのでぼられる事もありません安心して楽しめます。店一押しの「小菜王」は食べませんでしたが大満足の一夜となりました。

ゲイリー・ラム師伯の動画



黄淳樑派の重鎮、ロサンゼルス在住の林文學(Gary Lam)師伯の動画です。黄淳樑派詠春拳が「實用詠春拳」と呼ばれる意味がよく分かります。サングラス掛けたまま余裕で過手できる恐るべき人です。

黄淳樑師公の小念頭

今度は更に1代上の黄淳樑師公による小念頭の表演です。

当學院の練習している小念頭ですね。

小念頭の表演


管理人の師である李恆昌師傳の映像です。

洪拳にまつわるデマ

洪拳は世界的にHung Kuen(洪拳)と言う呼び名が一般的ですが、日本では洪家拳と言わないと通じない事が多いです。当學院ではワールドスタンダード「洪拳」の呼び名を採用していますが、Hung gaa Kuen (洪家拳)は一般的ではありません。

日本の常識は世界の非常識とよく言われますが、島国で情報が隔絶していた時代において、第1人者と呼ばれる権威ある者が大衆をミスリードする事によって非常識を常識・定説にすり替えていた事がよくありました。中國武術に於いても1970年代後半から○田○智氏という人がオピニオンリーダーとして君臨し、中國武術にまつわる様々な定説や常識を世間に広めていきました。

それから40年以上の年月が経過した現代に於いてもこの頃に構築された中國武術にまつわる様々なおかしな定説や非常識の呪縛から解放されていない状況であると言えます。

Wikiで、
洪家拳は広東省五大名拳(南派五大名家、洪家拳、劉家拳、李家拳、蔡家拳、莫家拳)の首であるとされ、中国での洪家拳のイメージは、歴史上の正義の英雄が愛用した拳、革命闘士達の拳として、良いイメージで語られることが多い。逆に洪家拳は日本では、やくざの手すさびと酷評される事あって、マイナスイメージが固定観念化されているのは誠に残念である。
と、言われているのはこの状況を端的に言い表しています。

かつて香港映画が隆盛を極めていた時代、洪拳は正義の英雄が愛用した拳として情報の発信がされていましたが、中國武術に対するイメージを残念ながら心ないオピニオンリーダーによるミスリードによって意図的に中国大陸の情報ばかり発信し、そちらに目を向けさせたのでした。

南派拳術は生来反政府活動の性格を持っていた事から中国共産党政権から疎まれていたのは事実です。そこで親政権側(親中派とも呼ばれる)の人達から見れば英国領の香港から発信される情報よりも、自分たちに都合の良い情報を発信する事によって共産党政権に協力するために日本においてプロパガンダ工作活動を続けてきたというのが現実です。

現実にブルース・リーやジャッキー・チェンなど香港カンフー映画に憧れてカンフーに興味を持った人達が、実際に入門したのが蟷螂拳や武当拳(形意拳・太極拳・八卦掌・八極拳)であったという皮肉な結果になっています。
実は、香港カンフー映画では洪熙官、陸亞采、少林三徳和尚など主役は伝説の洪拳伝承者で、悪役はだいたい蟷螂拳か武当拳の使い手の事が多いのです。

これは中国共産党のプロパガンダ工作によって起こっているねじれ現象です。当學院は洪拳のイメージを回復させるために日夜努力しておりますが、苦難の道のりである事は間違いのないところです。



新人さんの生存率

昨年以来、練習生が増加し練習も賑やかになってきました。詠春拳の場合練習当初の慣れるまでが一苦労があります。入門して3ヶ月に一つの節目がやって来るようです。今年の3月に4名の入門がありましたが、6月の時点で既に1名の脱落が確認されています。通常、新人さんの生存率は50%から30%で昨年は青年部で3人入門して1人だけ残り、壮年部で3人入門して2人残ったので生存率0.500だったのですが、今年の生存率0.750は特に優秀です。

脱落者に共通する考え方に、真正面から詠春拳を習得してやろうとの気概に欠ける所です。指導された事に対して真摯に取り組む姿勢が感じられない中途半端な輩がほとんどです。当學院が元々キックボクシングのジムであれば入門するはずもなかった者ばかりで、中国武術だったらオレでも出来るだろうと思ってやって来る連中です。まあ、なめられている訳ですね。
当學院の教授行程は無駄な練習が一切なく、最短距離で詠春拳の習得を目指しているため、入門者には習得に一定の苦難があります。

詠春拳は脱落者が多発しやすい武術ですが、普通の方なら大丈夫です(恐らく)。
ただし、詠春拳は楽しくない練習の積み重ねばかりなので1年間は楽しくない練習を続けられる入門希望者の方は大歓迎なので奮ってご応募いただきたいと思います。
今年は、守口本部・愛知支部ともに更に人員増加を期して活動していきたいと考えます。詠春拳に入門しようかとお悩みの方は今がチャンスです。ただし、中國武術の発展を阻害する中核要因である中拳オタの入部は堅くお断りしております。